舌の色 (白・黄など)・舌の状態・舌苔の量などから分かる、健康状態や疑われる病気
舌は健康のバロメーター、というように舌の状態を診ることによって健康状が分かったりします。
ちょっと疲れている時などは、舌の色は白っぽくなってくることが多いかと思います。
舌の色と関係するであろう病気を下に示しましたので参考にしてください。
東洋医学的にはおおざっぱに、白っぽいと体が冷えているので、体を温める食事を摂る、やけに赤っぽい場合は体に熱がこもっているので、塩・こしょう・唐辛子などの刺激物を控えたりします。
舌苔の色と疑われる病気を書いておきます。
①白・・・冷え、水分代謝が悪い、胃腸が悪い、最悪の場合は肝臓ガン
②黄色・・・慢性胃炎、消化不良、肝臓の病気
③黒・・・副腎ガン (一見してもかなりやばい舌でしょう)
④まだら模様・・・地図状舌、白血球の異常、自己免疫疾患、ドライマウス、胃腸の不調
⑤紫・・・血行・血流が悪い
⑥赤・・・胃の異常(萎縮性胃炎)
尚、舌の上に丸い突起物が出来ることがあるようです。
(直径1cm 大の腫瘍? 舌パーツに直径1cm というと結構大きいですよね)。
子供の頃、近所の人(女性)の舌の上(先端)に出来たのを見たことがあるのですが、子供心にも結構キョーレツでした。目立ちますしね。
しゃべったり食べたり、口を開けるたびにちらっと見えますしね。
このサイト作成時にちょうど思い出したので、気になったので何の病気か調べてみたのですが、その人のは舌の先端あたりに出来ていたのですが、一般に舌ガンの場合、舌の両脇に硬い突起物のしこりが出来ることが多いらしいです。
ガンの場合、腫瘍は硬いとか・・
ちなみにその女性は何十年もその舌の腫瘍をほっといているのですが、今だに元気でおられますし、腫瘍も良性腫瘍だったのかもしれません。
ですが、舌の上に何か硬い大きめの突起物が出来たときは、舌ガンが十分疑われますので、ぜひ早めに口腔外科/口腔内科を受診しましょう。